上の写真は、玄関からエントランスホール奥を撮影したものです。地域材をふんだんに活用した建物となっており、内部にも床・壁・天井に木質系の素材が使われています。床は町内で加工したナラ材のフローリング、腰壁には地域材である道南杉の羽目板、天井はシナベニヤ張りとなっています。
真ん中の写真は、エントランスホールにあるカウンターや車椅子対応トイレ入口等を撮影したものです。多目的な使用が予想されるため、バリアフリーとして、広めの通路や段差解消などに配慮しています。
下の写真は、玄関の隣にあるインナーテラスと呼ばれる外部と内部の中間的な要素となる部屋を撮影したものです。夏にはサッシを開放し、外と一体的な空間とし利用出来ますし、たとえ雨が降っても屋根がかかっていますので天候に作用されず活動が出来ます。床は、防水仕様の土間仕上げとなっており、清掃面にも配慮しています。
知内町:矢越山荘新築工事(その②)
by master ギャラリー