知内町:矢越山荘新築工事(その③)
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上の写真は、大広間を撮影したものです。中央奥にあるのは薪ストーブです。カーボンニュートラルと言える地域材の薪を使用し、省エネ対策にも一役かっている他、直火の炎の揺らぎと温もり効果で、暖かくゆったりとした空間が味わ
えます。また、大広間は天井を無くし、梁や屋根裏を見せる事で、より地域木材が見える面積が多く、木の温もりたっぷり且つ開放的な空間となっています。
(※お気づきでしょうか?建具のデザインが矢越にちなんで、「矢」の形にデザインしているのです。)

真ん中の写真は、厨房・食堂です。多目的利用であるため、シンクは二手に分けて一方はアイランド型にしております。少し変わった床材を使用しているのですが、この床材は木製ではありません。やはり水場ですので。木材は使用せず水に強い塩ビシートでありながら木質溢れるこの施設の雰囲気に馴染みながら少シアクセントになるようアンティーク調の柄を選びました。

下の写真は、身障者対応トイレ内の写真です。こちらも、木質感たっぷりの内装で、天井には無垢材の道南杉を張りました。

by master   ギャラリー