道南の森と住まいをつなぐバスツアーが開催されました
img12100002_1 img12100002_2 img12100002_3

『地域材で家を建てる・道南材利用促進を考える会』による道南杉が私達の手に届くまでの『しくみ』がわかるバスツアーが開催されました。

『地材地消』として身近に植林されている道南杉は、苗木から建材として使用されるまで、50年の歳月を大切に育てられています。種から成長する初めの3年程は畑で手を掛けて育てられ、毎年床替えを行なって、3年経ち規格サイズまで成長した苗木が、山へと植林されていきます。植林されてからもすくすくと伸びるように、下草刈り・つる刈り・枝打ちなど、手をかけて大切に育てられています。

年数が経過し密集してくると間伐が行なわれます。この事により、木漏れ日が入り、杉だけではなく周囲の草木の環境も守られていきます。(間伐された木材もさまざまな形で利用されています)


伐採された木材は、乾燥させ私達が野菜を食べる時と同じ様に、丸太の皮を剥かれそれぞれ必要なサイズへとカットされていきます。余った木材はチップに加工されて紙の原料となるなど、全ての部分を利用する事ができます。

道南杉を使用した空間は、『ホッ』と温かい気持ちになるのは、多くの方々に大切に育てられてきた心が伝わってくるのかもしれません。

この様に木材の経緯を見て・触れて・感じるツアーが行なわれていますので、次回開催される際にはご紹介させて頂きたいと思います。

赤川保育園が第18回函館市都市景観賞に選ばれました。
函館新聞掲載記事 建設新聞掲載記事

今年で第18回目となります「函館市都市景観賞」に、赤川保育園が選ばれましたので、ご紹介させて頂きます。

詳しい内容につきましては掲載しております、新聞記事の転載にてご確認頂くと事と致しまして、以下に概略を記載させて頂きます。

弊社では、第12回にも「函館ハリストス正教会信徒会館」にて同賞を受賞しておりますので、今回で2回目の受賞となります。

今回の受賞に際しては、通常の都市景観賞の他に、土地由来の樹木を生かすなどの配慮や木材を豊富に使い、明るく開放的なデザインなど、「周辺の自然環境と一体的な景観と形成している」という部分が高く評価され、都市景観賞の中でも、特に<地域環境貢献賞>という補足名称まで付与されました。

これは、弊社が大切にしている趣旨をご理解頂き評価頂いた事にあたりますので、大変喜ばしく又、名誉な事でございます。


これからも、たくさんの方々が笑顔で喜んで頂ける建物及び街づくりに携わっていける様に、日々努力して参りますので、ご関係頂きました各社・各団体の皆様をはじめ、この文章をお読み頂いている皆様に、この場をお借り致しまして、簡単ではございますが御礼申し上げます。


< これからも、山田総合設計を宜しくお願い申し上げます。 >

赤川保育園完成における新聞記事の転載です。
img12040011_1

関係各位の皆様、ご協力、誠にありがとうございました。

建石団地(松前町)の構造見学会が開催されました
img11120004_1 img11120004_2

日頃から何十年の年月をかけて、大切に育てられている松前町所有の町有林(道南杉)の間伐材が、建石団地の構造材として利用されることになりました。

木は育っている環境や、どれだけ手入れがされているかが、素直に表れてきます。すくすくと光を浴びて成長される為には、間伐はとても大切な事です。

間伐材として処分されるのではなく、地域で今まで育てられてきた木を大切に構造材として加工されました。地材地消として表には見えない構造材の柱となって、地域の人々と共に根付いていく事でしょう。

道南杉特有の赤身ある木材が並び、これからの木材の利用としてとても期待を感じた見学会となりました。

【仮称】赤川保育園の園舎を現在建築中です
img11120003_1

自然あふれる函館市の赤川地区において、環境を活かし自然と共に育む保育園を建築中です。

木々に囲まれ自然あふれる屋外遊戯場と広々ウッドデッキとテラス・開放感あふれる吹抜空間・広いオープンスペースを利用した図書コーナーなど、色々と工夫をこらしております。

街中の施設とは一味違う環境を活かしたこの保育園は、平成24年3月オープンを予定しております。

完成した際には、当ホームページにてもう少し詳細の内容を更新する予定でおりますので、ご確認頂ければ幸いです。

無事に工事が完了し、子供たちが笑顔で通う姿を見るのが、今から楽しみでなりません。